ダウ理論はスキャルピングでも重要

ダウ理論は、相場の状況を把握する上でかなり重要なセオリーです。
トレンドはどの時間軸チャートでも存在します。ですので、短期トレードであるスキャルピングを行う上でも、ダウ理論は重要です。

Gogojungleさんにて販売しています。


GLEAPERの詳細はこちらの記事をご覧ください。

REMSIGNALの詳細はこちらの記事をご覧ください。

ダウ理論の重要な法則

下のチャートは1分足チャートですが、僕は基本的にチャートはこのような縮尺で見ています。

1分足チャート スキャルピング用

ローソク足もバーチャートになる縮尺です。
この縮尺で見る理由は、短期的な相場の流れをわかりやすくするためです。あと、僕はローソク足を見ません。その理由についてはまた改めて書きたいと思います。

ダウ理論には色々な法則がありますが、トレンドを理解するのに重要なのが、

トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

というものです。
言い換えると、トレンドの終わりは転換シグナル発生が絶対条件ということです。

ダウ理論 トレンド

実際の1分足チャートです。バーを消して高値安値でラインを引きました。
高値切り上げ、安値切り上げがずっと続いています。この間はずっと上昇トレンドということになります。

転換シグナルは発生していないので、トレンドが継続しています。

次のチャートは、転換シグナルが発生した相場です。

スキャルピングに有効なダウ理論

実際のチャートです。1分足です。同じように、バーを消して高値安値でラインを引いています。
青色を上昇トレンド、黒色をトレンド無し、赤色を下降トレンドとしています。
上昇トレンドから押し安値を割ってトレンド崩壊、その後下降トレンドに移行しています。

波の見方でトレンドも変わる

トレンドかトレンドでないかは、過去のチャートを見れば判断できます。
これは1分足にも当てはまります。

しかし、1分足のような短期足になってくると、トレンドは忙しなく転換します。

また、トレンドの波はトレーダーによって見方が変わってきます。
大きい波を見るか小さい波を見るか。
これに正解不正解はありません。ただ見方はある程度統一していた方がいいです。

トレンド ダウ理論 大きな波
大きな波

高値・安値を大きな波として捉えてみました。

小さな波

こちらは細かな波でトレンドを見ています。こういう感じでトレンドを見るとすると、チャートは1段階か2段階か拡大した方がいいかもしれません。

大きな波でトレンドを見れば、下降トレンドはずっと継続しています。
小さな波で見れば、トレンドは何度も転換しています。

大きな波の方は、5分足レベルのトレンドとして見ることができます。5分足を用いて引いても良いと思います。
5分足レベルのトレンドになると、トレンドが続かないときはすぐに転換しますが、続くときはけっこう続きます。

ダウ理論によるトレンド崩壊のシグナル

トレンドの終わりは押し安値を割るか戻り高値を割るかです。このポイントがかなり重要です。

押し安値、戻り高値は多くのトレーダーが意識しています。
そこを割ってくると、相場は方向感を失いやすくなります。

ダウ理論 トレンド崩壊

こちらも実際の1分足チャートです。
方向感を失った相場は、静観するのが良いかと思います。僕はだいたいそうしています。
5分足のトレンドが崩れても、5分足よりも上位の時間軸でトレンドが継続していたら、その方向にいずれは動くと考えるのが自然です。
ただ毎回そうはなりません。短期的なトレンドが上位時間軸のトレンドを崩しにかかるかもしれません。

スキャルピングでトレンドが一致する必要はない

例えば5分足が上昇トレンドだったとして、1分足の上昇トレンドが崩壊、下降トレンドに移行したとします。
5分足が上昇トレンドなのであれば、1分足の下降が止まると判断できた時点で買いで入れるポイントを見つけます。

1分足のトレンドが、
下降トレンド
  ↓
下降トレンド崩壊
  ↓
上昇トレンド

となるまで待っていると、その時点でレートがかなり動いている可能性があります。

5分足のトレンドが継続するということを前提にして、下げが止まったと思える時点で買いで入ったほうがローリスクです。
5分足と1分足のトレンドが一致している必要はありません。

とは言うものの、下げが止まったとどうやって判断するのかは、簡単なことではないと思います。過去チャートをたくさん見て検証する必要があるでしょう。

ちなみに僕は、例えば買いで入る時は、5分足では陰線の場合がほとんどです。

スキャルピングがリスキーな場面

5分足でレンジ相場だった場合、1分足のトレンドを頼りにトレードすると、往復で負けてしまう可能性があります。

また、5分足のトレンドがある程度続いた後にトレードするのもリスクが高くなります。
勝ちやすいのは、トレンドが発生するポイントでのブレイク狙いか、トレンドが発生するのを待ってからの押し目買い・戻り売りです。トレンドの初動を狙っていく感じですね。

また5分足でトレンドが発生したとしても、その価格帯がすでに中期足や長期足のレジスタンスライン・サポートライン付近の場合も注意が必要です。

上位時間軸チャートを確認すると精度が高まる

スキャルピングのような短期トレードであっても、5分足以上の時間軸チャートをダウ理論での相場状況を確認したほうがトレードの精度は上がります。

僕は1時間足のトレンドに沿ったトレードをしています。1分足60本分ですから、1時間足にはかなりの情報が蓄積されていると考えています。

動いているチャートでダウ理論を検証する

出来上がったチャートでトレンドを見るのは簡単です。
問題は、リアルタイムのチャートでそれができるかどうかです。

例えば、MT4のストラテジーテスターを利用して、実際に動いているチャートでダウ理論を考えてみるものいいと思います。
速度も調整できますし、水平線などを引いてみてどういったラインが機能しやすいか、検証を行うのには良い無料ツールです。