ボリンジャーバンドを用いた1分足手法

こんばんは。michiです。
今回は、1分足のスキャルピング手法をお伝えします。

使用するインジケーターはボリンジャーバンドです。
チャートにはシグナルが表示されていますが、これは僕が作ったインジケーターです。
ボリンジャーバンドの考え方として、こういう見方もあるということをお伝えできればと思います。

ボリンジャーバンド1分足スキャル手法の内容

ボリンジャーバンド パラメーター1200

1分足チャートにボリンジャーバンドを表示します。
期間は1200。偏差は1とします。
1200というパラメーターはかなり大きな数値ですが、これは1時間足レベルのボリンジャーバンド(期間20)とほぼ同等になります。

レートが±1σの中に収まっている場合はトレードしません。
レートが±1σの外側にいる場合のみトレード可の条件とします。

つまり、1時間足の±1σの外側にレートが位置する場面を1分足で確認し、スキャル的にトレードしていく手法です。

ものすごくシンプルです。
エントリーするポイントが、買いであればサポート付近、売りであればレジスタンス付近に限定すると、利大損小のトレードになりやすくなります。

1分足スキャル手法の説明

レートが+1σより上に位置している時は買い目線で固定です。

レートが-1σより下に位置している時は売り目線で固定です。

ボリンジャーバンドというと「反転」のイメージが強い気がします。
それは、±1σの範囲内に収まる確率は68%、±2σの範囲内に収まる確率は95%という高い確率からイメージされているものだと思います。

相場は、7割がレンジ、3割がトレンドと言われています。
ボリンジャーバンド±1σの範囲内に収まる確率は68%ですから、レートが±1σの外側に位置している確率は32%です。3割程度ですね。
実際強いトレンドが出ているときは、±1σの外側でレートは動きます。

※チャートには、REVASUSというシグナルインジケーターを表示しています。

買いエントリー

買い目線のチャートです。
緑色の緑色の緑色の緑色のラインがボリンジャーバンドの+1σ、水色のラインがMA1200です。ボリンジャーバンドを表示させるとMAが表示されますが、わかりやすくするために色分けしています。
レートが+1σより外側に位置している場面です。入るのは買いシグナルのみ。売りシグナルは利確シグナルとして使用します。

売りエントリー

売り目線のチャートです。レートがボリンジャーバンドの-1σより外側に位置しています。売りシグナルで売りエントリーです。買いシグナルは利確シグナルとして使用します。

フィルターをつける

サブウィンドウのインジケーターは、MACDとシグナルのゴールデンクロス後・デッドクロス後で色が変わるインジケーターで、REVASUSに付属しています。青が買い有線、赤が売り優先という見方をします。

ボリンジャーバンド+1σより上に位置している状態で、MACDバーが青色です。こういったところだけに絞ってトレードしていくという手法です。レートが+1σよりも上にいても、MACDが赤ならエントリーしません。

ボリンジャーバンド外側で、押し目買い・戻り売り

+1σ外側なら買い目線で固定、-1σより外側なら売り目線で固定なわけなので、後はどこでエントリーするかの問題です。
チャートでは自作のシグナルインジケーターを表示させていますが、狙っているのは押し目買い・戻り売りです。

利確の目安とするためのボリンジャーバンドを追加します。パラメーターはこちらです。

ボリンジャーバンドパラメーター100

ボリンジャーバンドの+2σを利確の目安とした時、エントリー位置はできるだけ+2σから遠い方がいいですよね。要は、下がっているところで買うのが損切り幅が狭くなり、利益幅が広くなるポイントになります。そのエントリーポイントの目安として僕はシグナルを表示させていますが、下がりきったと思えるポイントを狙っていく感じです。

相場の基本を理解した上でインジケーターを使用する

一つ注意していただきたいのは、今回1分足チャートだけで説明をしていますが、1分足だけでトレードするのはおすすめしません。また、インジケーターだけを頼った手法もおすすめしません。
上位時間軸チャートの状況はとても重要です。例えば、1分足ではロングで入るのに良いエントリーポイントに見えても、上位時間軸チャートでは、レジスタンスに到達した後の反発で、下げる勢いが強まる場面かもしれません。

複数時間軸でチャートを見ることはとても重要です。ただ、その前にまずは単一チャートでしっかりとチャート分析できる力が必要です。
このことに関しては、複数のチャートを見る前にすべきことという記事をご覧ください。

最後に

ボリンジャーバンドによるスキャルピング手法について解説してきましたが、トレンドによっては、±1σの一旦抜けると、なかなか中に入ってこないような相場もよくあります。ただ、トレンドが長く続いた後に順張りでエントリーするのはリスクが高いです。相場の状況はよく見てからトレードに臨みたいところです。

良いFXライフをお過ごしください。
お読みいただきありがとうございました。