日足でドル円のチャートを見ると、見事に行って来いの相場になっていますね。

2020年3月20日ドル円日足

V字、という感じですね。日足で戻り売りを狙っていても入れるところはなさそうなチャートです。

なぜV字相場になったんでしょうか。
ファンダメンタル的なことは一切考えない主義なので、テクニカル分析、そして個人的な相場観で今回のV字がなぜ起きたのかを理由付けすると、1時間足レベルの(日足から見ると)短期的なトレンドが継続したから、です。

2020年3月20日ドル円1時間足

1時間足のチャートです。このチャートより左側はずっと下落相場でした。
こう見るとわかりやすい上昇トレンドとも思えますね。
しかしこれより前の急激な下げを見ていると、「また急激に下がるかもしれない…」というバイアスをかけてチャートを見てしまいがちです。
実際、再度下降の勢いが強まるかもしれない、と思ったのは緑の●のところです。もちろんその時点でショートを考える場面ではないのですが、明確に抜けていれば4時間足レベルでの下降トレンド継続かな?という見方もできるところでした。結果的に上がっていきましたが。

その後は、4時間足レベルで意識されている戻り高値も割り、押し安値を一度も割られることなく上昇トレンドです。

それを理解していても、日足に重きを置いていると売り場を探してしまいます。
僕自身、売りで入ることもありましたが、細かく拾うような感じです。大きく取ろうと思って入っていません。1時間足レベルのトレンドになってくると、そう簡単には崩れない、と思ってトレードしています。

今回の上げ下げの相場で、良い感じで利益を出せました。反省しなければならない点はいくつもありますが、改善させてまたトレードに臨みたいと思います。