2020年9月3日のポンドドルのチャートです。

1時間足で見ると、下降トレンド継続という感じでした。
日足や4時間足は、レジサポ転換になりえる価格帯でしたが。

午前中は緩やかな下降していきました。午後に入り、夕方にトレンドが崩れました。

1分足のチャートに●を3つ、そして斜めのラインを引いてみました。
斜めのラインはあまり引くことはないんですが、これはちょっとわかりやすい形だったので引いてみました。

ヘッド&ショルダーですね。そしてネックラインブレイク。
ネックラインが割れたから下がったのか、安値を割ったから下がったのか、ネックラインが割れたことで安値も割られたのか。

チャートパターンは、なぜその形になったのかを考えるのが重要です。

今回のことで言えば、
高値更新、トレンド継続を試みたがそこまで達しなかった。高値にトライすることもなかった。
そしてネックラインが割られ、安値も割られ、押し安値も割られた。
上位時間軸では、下降トレンド継続。これは売りの勢いが強まると判断するのが自然。
みたいな感じでしょうか。

チャートパターンを見るのに、斜め線を引く必要はありません。ネックラインブレイクで入るとなると、斜め線を引く必要があるかもしれませんが、斜め線ブレイクで勝ち続けられるトレーダーは、ベテランのトレーダーさんだと思います。

水平線と違いトレンドラインは、個性が出やすいです。引こうと思えば無数に引けます。

トレンドラインは、引いたのなら信用するのが重要です。
自分で引いたラインなのに疑って見てたら、引いた意味がないどころか逆に惑わされる原因になりかねません。

今までラインを引いたことがない方は、まず水平線から引いてみることをおすすめします。
斜め線を引くよりも簡単ですし、水平線の方が重要です。

トレンドラインを使いこなせるトレーダーさんってかっこいいんですけどね。職人技みたいで。そう思うのは僕だけでしょうか…。