ポンドドル、2020年3月26日のチャートです。

ポンドドル2020年3月26日のチャート

オレンジのラインは、2016年10月7日の安値で引いたラインです。明確に抜けたことで上昇の流れが強くなりましたね。

続くべくして続いた短期足の執拗なトレンド という記事でも書かせていただきましたが、短期的なトレンドであっても、一旦発生するとなかなかすぐには崩れないものという認識でいた方が勝ちやすくなります。
逆に「ちょっとこれは上がり過ぎだと思うし反転逆張り狙うか」という思考になってしまうと、かなりの痛手を負う可能性があります。

トレンド発生時には、トレンドフォロー系のテクニカルは役に立ちます。逆にレンジの時には往復で負けることもあり得ますが、トレンドやレンジの把握はインジケーターではなく、あくまで高値安値の切り上げ、切り下げで確認し、補助的にインジケーターも見る、という形が良いかと思います。
補助的というのは、自分の相場認識を後押ししてくれるような役割というところですかね。

チャートを見たタイミングがすでにある程度上がった後だったりすることはよくありますね。
そんな時はチャートを閉じるのも手です。「もっと早くからチャートを見ることができたら…」という悔しさからルール無視のトレードをしてしまう可能性もあります。

冷静さの欠如は、FXをする上においてその時点でリスキーです。私自身にも当てはまることではありますが、常に冷静な判断で、FXを行いたいと思います。